無垢フローリング

床が違うだけで暮らしが変わり人生が変わる、そんな予感さえする。
一度無垢の気持ちよさを知ったら、新建材には戻れなくなる。
毎日を無垢の木の上で過ごす贅沢を感じられる。
そんな特別な素材です。

無垢フローリングってなに?


本物の木が素材です

日本の家のフローリングの約90%に使われていると言われる「複合フローリング」は、ベニヤ板を積層して接着したいわゆる新建材。表面にはプリントした木目調シートが貼られ、ウレタン等で塗装されていることがほとんどです。
それに対して「無垢フローリング」とは、丸太から挽き出したままの木材でできている自然素材。私たちがおすすめする自然塗装仕上げなら木が呼吸する力も失われません。価格や施工のしやすさでは複合フローリングにかないませんが、一度使ってみたら辞められない気持ちよさと本物の質感があります。


7つの癒し効果があります
  • 香りでリラックス:自然の木が持つ香りで疲労回復、免疫力アップが期待できます。
  • 断熱とやさしい感触:空気をたっぷり含む木の細胞が断熱材になりあたたかみを感じます。
  • 衝撃吸収:多孔質の木の細胞がクッションになり、床の当たりがやわらかくなります。
  • 目にやさしい:1/Fゆらぎを持つ木目や木の色は目にやさしく、時間を経るほど味わいを増します。
  • 深い睡眠をさそう:木の家は深い眠り(ノンレム睡眠)を長くするという研究結果があります。
  • 調湿作用でじめじめを防止:無垢の木は空気中の湿度を調整する作用があり、湿気対策にもなります。
  • 抗菌、ダニ抑制:本物の木は抗菌や消臭効果を持っています。木の床は掃除しやすいのも特徴です。

なぜ床が大事なの?


素肌に触れる肌着のような存在

私たちが普段生活している家の中で、もっとも素肌に触れている時間が長いのはきっと「床」です。家の中では靴を脱いで過ごす独特の生活文化を持つ日本人にとっては、その床がどんな素材でできているかは、なおさら重要になってきます。
お風呂上りに裸足で歩いたり、ごろんと寝転んだり、赤ちゃんがハイハイしたり。肌着のように毎日触れる素材の心地よさは、暮らしの快適さに直結します。肌触りがやわらかく適度に水分を吸ってさらさらしていて、衝撃を吸収してくれる無垢材は、裸足文化と相性バツグンなのです。


体感温度は足元から

室内にいるときに感じる体感温度には、室温だけでなく床や壁の表面温度も影響しています。家本体の断熱性能を高めることが根本的に大切ですが、特に体が直接触れる床の断熱性は重視したいものです。
冬場、新建材のフローリングを歩くとひやっと冷たく感じますが、無垢材には断熱性があり、表面に塗膜しなければ密着面積も小さいので冷たさを感じにくいです。冬でもスリッパをはきたくなくなる心地よさがあります。

なのに、なぜ日本の家に無垢が少ないの?

様々なメリットのある無垢フローリングですが、工業化が進んだ日本の住宅でほとんど使われないのには理由があります。
自然素材である無垢材は、完璧に品質をコントロールすることが難しく、年輪の感じや節の数など見た目もばらつき、カタログ通りにはいきません。また調湿作用があるために、湿度の変化により膨張・収縮して反ったり隙間が空いたりしやすく、それもクレームの原因になります。年月が経つと日焼けしたり変色したり、傷がつくことを「味わい」「経年美化」と感じていただけるかどうかは価値観にも左右されます。
このようなことをきちんと納得していただかないと、クレームになってしまうため、リスクが少ない複合フローリングが多く採用されているのです。
CRAZY WOODでは、お客様にショールームで実際に素材に触れていただき、また無垢フローリングの上で暮らしているスタッフの実体験から、このようなデメリットについてもしっかりとご説明をしたうえで、やっぱり無垢を選んでいただきたいと考えています。