高知県に住んでいるからこそ、無垢フローリングを選ぶ理由

CRAZY WOODのサービス提供エリアである高知県。高知県に住んでいる人にこそ、無垢フローリングをおすすめしたい理由があります。はたしてその理由とは?

高知県の森林率84%は日本一!

高知県はなんといっても、森林率が84%と日本一の割合を誇っています。四国山脈に囲まれ、急峻な山が多い地形であることから、豊かな自然が残っているのです。ほとんどが森林って、それってものすごい田舎ってことでは・・・と昔は思われていましたが、そのことを恵まれた自然であり資源であると、プラス面として見直そうという機運が、最近は高まってきています。

林業や木材産業もさかんで、木材を積んだトラックが国道を走っているのを見かけたり、親せきや友達が林業を仕事にしてるよ、というのも高知県民にとっての日常。地元産の木材も手に入りやすい環境があります。豊かな地元の資源である木材を使うことで、地場産業にも貢献できる。だからこそ高知県の家は木のフローリングを選びたいですね。

湿気が多い高知の気候に無垢フローリングを

高知県は日本有数の台風通過地点にあり、夏場はスコールのような雨も日常茶飯事。また、河川や田畑など、湿気を発生させる環境がすぐ身近にあることから、特に梅雨から夏にかけて、家の中はけっこうムシムシします。都会から移住してきて、あまりの湿気に家中がカビてショックを受けたという人も少なくないのでは?

ひどい湿気には、除湿器をかけたり換気をしたりしないと太刀打ちできませんが、少しでも快適に過ごしたいなら、無垢フローリングも役に立ちます。複合フローリングでは表面にテカテカのウレタン塗装がしてあることが多く、木が水分を吸収することもできず、ひどい場合は床が結露します。雨の日や夏場、複合フローリングの上を裸足で歩くと、ぴちゃぴちゃと床が張り付いてくるあの嫌~な感じ、経験ありませんか?

無垢フローリングの場合、無塗装か自然塗装仕上げにすれば、木が湿気を適度に吸ってくれるので、雨の日もさらさらの気持ちいい状態がキープしやすいのです。湿気の多い高知県で、床の上で快適に過ごしたいなら無垢がおすすめです。ただし、湿気を含んだ木が膨張して床が反ったりふくらむリスクはありますので納得しておくことが大切です(乾燥すればまた元に戻ります)。

高知県産材のフローリングには補助金が出る

高知県では、高知県産の木材の利用促進のため「こうちの木の住まいづくり助成事業」という補助金制度があります。住宅に高知県産材を使う場合に、住宅を取得する人に助成金が出されます。(年度により変更等があるので、詳しくは高知県HPを参照

対象となる要件としては

・高知県内で新築、増築、リフォームを行う木造住宅(延べ床面積の過半が木造の混構造も可)

・延べ面積の過半の用途が住宅であること

・基本部位の80%以上に県内産乾燥木材が使用されていること
 (リフォームはリフォーム部分に県内産乾燥木材が使用されていること)

・瑕疵担保責任保険加入住宅であること(リフォームを除く)

などがありますが、たとえば高知県産材の無垢フローリングを使えば 「内装化粧仕上げ材」に当てはまり、

県内産乾燥木材の使用面積m2(小数点以下切捨て) × 2,000円 = 補助額

となります。無垢フローリングを希望する場合に助成金もあれば、とてもありがたいですよね。手続きについては、お家の新築やリフォームを頼む工務店や建築士さんに対応してもらいましょう。

高知県産の無垢フローリングの樹種は?

高知県で主に製造されている無垢フローリングは、スギとヒノキです。高知県産にこだわらなければ、もちろん他の樹種もおすすめですよ。

スギ Japanese Cedar

日本で最も資源が豊富な杉は、その柔らかさとあたたかみ、手に入りやすい価格が魅力です。クッション性があるので小さなお子様やお年寄りのお部屋にぴったり。調湿効果も期待できます。

ヒノキ Japanese Cypress

桧のスッとする香りには覚醒効果があり、集中力を高めたい勉強部屋などにおすすめです。白く美しい木肌は和の雰囲気によく合い、高知県では昔から人気の床材です。

自然を感じる高知の暮らしに、無垢フローリングはいかが?

森林が豊かで、窓を開ければ自然とつながることができる高知県。せっかくの環境なのに、家の中では新建材やビニールばかりに囲まれた暮らしでは、もったいないです。高知県ならではの暮らしを楽しむために、無垢フローリングという選択はいかがでしょうか。